こんにちは、かなえです!
子どもの手形クッキーって、可愛いですよね。ただ、綺麗に作るのはなかなか難しい…
手形クッキーを作りたいけど、上手にできない。失敗せずに綺麗に作る方法ってないかな?
実際に作ってみて、失敗ポイントと成功のコツがわかったので、シェアします。
ちなみに、じいばあに手形クッキーをプレゼントしたらとっても喜んでいて、1週間くらい食べずにとってありました(笑)
作ったら、ぜひおすそ分けしてあげてください。きっと喜んでくれるはず!
手形クッキー作りの失敗ポイント&綺麗に作るコツ
材料や作り方の前に、まずは失敗しやすいポイントを確認しておきましょう。私が気づいた点は4つありました。
合わせて綺麗に作るコツも書いておくので参考にしてみてください。
失敗ポイント①実際の手を使う
私の場合、息子が1ヶ月の時に作ったので、実際の手を使うのはとても難しかった…こんな感じで(笑)
手をグーの状態から開いてくれず、なかなか手形を取らせてくれませんでした。
ある程度大きくなれば、お手々をクッキーにぺったんしながら楽しく作れそうです!
綺麗に作るコツ①シリコンで手の模型を作る
実際の手ではなく、手のシリコン模型(手形シリコン)を作りました。作り方は後ほど詳しくお伝えしますね。
失敗ポイント②全卵を使う
卵の黄身だけでなく白身まで全部使ってしまうと失敗しやすくなります。クッキーが膨らんで、せっかくの手形が埋まってしまうんです。
綺麗に作るコツ②黄身だけを使う
全卵使うとふわっとしたクッキーになって、それはそれで美味しいのですが…
手形クッキーの場合は、黄身だけを使った方が綺麗にできます。
失敗ポイント③クッキーを焦がす
オーブンやトースターでクッキーを焼くときに、クッキーを置く場所によって焼き色が違ってしまうことはありませんか?
うちのオーブンは、端に置いたクッキーが焦げやすく、クッキーによってムラになってしまいます。
綺麗に作るコツ③クッキングシートを被せて焼く
焼き色をできるだけ均一にするために、天板に並べたクッキーの上にクッキングペーパーを被せて焼くと綺麗に焼けます。ひと手間かかりますが、綺麗に仕上げられるのでおすすめです。
失敗ポイント④チョコがうまく塗れない
手形クッキーを作る中で一番難しかったのが、チョコ塗りでした。
チョコが多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ。手形が紅葉みたいになってしまって…
3枚ほど失敗して、うまくいく方法を見つけたので、ぜひ真似してみてください!
綺麗に作るコツ④チョコ塗りはこれを真似すればOK
コツは3つです。
1)細い棒を使う
2)チョコを一気にたくさん盛らない
3)チョコを塗る方向を工夫する
1)細い棒を使う
私が使ったのは、このフォークの柄の部分。
マドラーなどを使っても良さそうです。
2)チョコを一気にたくさん盛らない
チョコをドバッと盛ってしまうと失敗します。
最初は足りないかな?と思うくらいにして、足りなければ足していくのがおすすめです。
3)チョコを塗る方向を工夫する
①の部分にチョコを乗せ、指先から手の中央に向けてチョコを乗せていくとうまくいきます。
写真の矢印とは逆に、①から指の先端に向けて乗せていくと、失敗しました。
失敗と成功を見比べてもらえばわかりやすいと思います。失敗作は手っぽくないですよね(笑)
慣れるには数をこなすのも大事なので、少し多めに作っておくのがおすすめです。
手形シリコンの作り方
クッキーの作り方の前に、まずは手形シリコンの作り方の説明から。
手形シリコンが完成するまで、かかる時間は丸2日。結構かかりますよね…
材料
材料は2つだけ。
- 紙粘土
- シリコンシーラント
紙粘土はなんでもOKです!
私は業務用のシリコンシーラントを買ってしまって大変だったので、皆さんには工作用をおすすめします。
作り方
手形シリコンの作り方を、5つの工程に分けて説明していきます。
①紙粘土に手形を押す
紙粘土を適当な大きさにまとめて平らにし、手形を押します。
ポイントは、深めに押すこと。浅いと手形シリコンの厚みが薄くなり、クッキーに手形を押しにくくなります。
②紙粘土を乾燥させる
紙粘土を24時間ほどかけて乾かします。
冬だったので、ストーブの前で乾燥させました。紙粘土の芯はまだ乾ききっていませんでしたが、表面が乾燥していれば大丈夫です。
③紙粘土にシリコンシーラントを流す
紙粘土が乾いたら、シリコンシーラントを流します。
この時、空気が入らないよう注意してください。
空気が入ってしまうと、この足形のようになってクッキーにうまく型押しできません。
足形クッキーも作ろうと思ったのですが、またリベンジしたいと思います。
④シリコンシーラントを乾かす
シリコンシーラントが乾くまで、丸1日ほど待ちましょう。
私の場合は24時間ほどで乾きましたが、商品説明に書いてある目安時間を参考にしてみてください。
⑤シリコンシーラントから紙粘土を剥がす
シリコンシーラントを紙粘土からはがします。
無理やり剥がそうとするとシリコンがちぎれそうになるので、剥がれにくい部分は水で溶かしながらはがしましょう。
手形クッキーの作り方
お待たせしました!手形シリコンが完成したら、いよいよクッキー作りに入ります。
材料
手形を押す分クッキーが分厚くなるため、材料の割に少ない枚数しかできませんでした。材料は余裕を持って準備しておくのがおおすすめです。
※直径8cmのクッキー6〜8枚分
- 薄力粉:200g
- 卵黄:卵2つ分
- グラニュー糖:70g(粉砂糖や三温糖などでもOK)
- 無塩バター:100g
- 板チョコ:2〜3枚
使う道具
使う道具はこの4つ。
- ラップ
- 伸ばし棒
- 型抜き(丸型)
- クッキングシート
丸型の型抜きは、お子さんの手がすっぽり入る大きさが良いです。上下に余白があったほうが綺麗にできますので、少し大きめのものがおすすめ。
ちなみに私は1ヶ月の息子の手で直径8cmのものを使いました。
作り方
最初に紹介した失敗ポイントに気を付けながら作っていきましょう。
①材料を混ぜる
バターは500Wのレンジで40秒〜1分程度温めて溶かしておきます。
ボウルにグラニュー糖とバターを混ぜて、なめらかになったら卵黄を加えて混ぜましょう。最後に薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
②生地を平らに伸ばし、丸く型抜きする
ラップを敷いて生地を伸ばします。ラップをかけて伸ばすと伸ばし棒に生地が付かず洗い物が少なくて済みますよ!
生地が均一な厚さになったら、丸型で型を抜きましょう。
③手形を押す
シリコン手形を型押ししていきます。ラップを被せたまま行うと衛生的。
指の部分の跡が付きにくいので、シリコンの指を一本一本押し当てるようにするとうまくいきます。
④板チョコを湯せんにかけて溶かす
クッキーに塗るチョコレートを先に湯煎にかけておきましょう。
⑤クッキーを焼く
180℃に余熱したオーブンで15分ほど焼きます。オーブンによって焼ける時間が異なりますので、様子を見ながら焼き時間を調整してください。
焦げないように、クッキングペーパーを1枚被せて焼くと焦げにくく、綺麗に焼けますよ。
⑥クッキーにチョコレートを塗る
クッキーの粗熱が取れてから、クッキーにチョコレートを塗っていきます。
塗り方は先述した、こちらの順序で塗ると成功しやすいです。
⑦ラッピングをする
余った生地を花形に型抜きし、おまけに入れてラッピングしました。
ポイントを押さえて可愛く綺麗な手形クッキーを作ろう
失敗につながるポイントを事前に知っておくことで、可愛く綺麗な手形クッキーを作れます。
普通のクッキーに比べると手間はかかりますが、家族や親戚にも喜んでもらえるので、ぜひトライしてみてください!
我が家では作った手形シリコンもとってあり、良い思い出になりそうです(^^)/
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